河野涼
河野涼
クリエイティブディレクター / フォトグラファー
西陣織の中でも最高級の織り方と言われる爪掻本綴織。爪をぎざぎざにして糸を詰めていくのが特徴です。こちらは爪では織られていませんが、れっきとした綴織。この織り方でないと出せない繊細さがあるのです。語り尽くせないほどの技術力と文化、そして愛が詰まっています。
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シルクの名刺入れ "恋灯" / sohachi

¥19,800 (税込)
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007
¥19,800
008
¥19,800

藍染の名刺入れはこちら >

職人が手織りで織り上げたシルクの名刺入れです。縦糸が見えない独自の生地構造とシルクの光沢が織り成すテクスチャが非常に美しい一品です。美しいテクスチャを生かすためにデザインはそぎ落としミニマムに。残像のような直線は、手紡ぎの真綿糸を織り込んであります。

特徴のあるマチは、手縫いによる和裁の技法「千鳥がけ」。一般的な名刺入れのマチはポケット内部に折りたたまれる構造のために、生地が折り重なり分厚くなっていまします。しかし糸で構成されたマチは伸縮性を担保しながらも、名刺が入ってない時はまったく厚みがでません。そのためジャケットの内ポケットに入れてもシルエットを崩しません。つまり古来の和裁の技法が意匠性も高く、マチとして優れた機能美を持っていたのです。

清原織物について
804年に天武天皇の子孫である夏野公が皇族を離れ領地を賜り、京都御室の地の長となったのが清原家のはじまりと伝わっています。約400年前の室町時代に当社の祖も御室の地で綴織を興したと伝わっています。以来、家業として今日まで綴織を継承してきました。

製織について
綴織(つづれおり)とは、西陣織最古の絹織物です。衣類に使用されることはほとんどなく、祇園祭に代表される祭事用の装飾幕や最高級の着物の帯、舞台の緞帳などハレの日やハレ舞台を彩る最高峰の美術織物として格付けされています。日本最古の綴織は奈良の當麻寺の国宝「當麻曼荼羅図」といわれています。

染色について
こちらの商品は一般的な化学染料を使用しています。

お手入れについて
少量の水がかかってしまった時は、すぐにきれいな布等でたたいて下さい。 経年使用等による汚れの場合はご自身で洗わず、着物専門のクリーニング店に持ち込むか、メーカーまで郵送して下さい。(※お洗濯は有償となります。)


sohachi(そうはち)
伝統をモダナイズする。
清原織物の現当主である清原聖司がデザインと制作に携わるプログラム。
「SOHACHI/そうはち」の名は、かつて清原家で襲名されていた清原宗八に由来しています。日本古来の美意識に基づいた自然や文化、歴史に紐づいた事柄を解釈し、新たな視点で再接続できる美しいものを探求していきます。

サイズ 65×105×8mm(約20枚程収納可能)
手織り製品のため若干の個体差がございます。
素材 シルク100%
染色 化学染料
染料の性質上、摩擦や汗、雨などによる色移りする可能性がありますのでご注意ください。
出荷予定日:12時までのご注文で当日出荷(土日祝を除く)
送料:660円(北海道 1,100円 / 沖縄 1,650円)
【ラッピング対応商品】
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