TIMBER CREWの愉快な連中が選ぶモノ
ーものを選ぶ基準を教えてください
スタッフA:使いやすさ。かっこいいものは好きですけど、かっこよすぎないもの。男っぽすぎないというか。
スタッフB:本物が好きです。本物というのは、後から真似て作ったものではなくて、その原型のもの。今回セレクトしたZanottaのSaccoなんかがまさにそう。あとは、一癖ある面白みがあるもの。それに機能もついていたら最高ですね。
スタッフC:洋服が好きなのですが、新しいものというより古着を買うことが多いです。それもヴィンテージを選ぶのではなくて、安くてもかっこいいなと思ったものを直感で選ぶことが多いですね。車でも、マウンテンバイクでも、新しいものより古いものの方が好きです。
ーものの情報源はどこからですか?
スタッフA:インスタが多いです。
スタッフB:雑誌、あとはウィンドウショッピングが好きです。
スタッフC:インスタがメインですね。
ー最近、何か買い物をされましたか?
スタッフA:ソファー。たまたまイベントでいいなと思うものを見つけました。
スタッフB:メルカリでミンナノのTシャツを買いました。白Tで大きいサイズのものが欲しいなと思っていて。
スタッフC:Sony Sportsの昔のラジカセ。今更カセットテープという、ちょっと古びたものが、今新しく感じる感覚。一目惚れで買ってしまった感じです。
ーここ数年で一番ヒットした買い物を教えてください
スタッフA:最近のものなのですが、WHIZ LIMITED と mita sneakers コラボのコンバースのオールスターです。
スタッフB:2年くらい前に購入した車、ディフェンダー。
スタッフC:めっちゃ最近なのですが、GTのオールドマウンテンバイク。eBayで購入しました。チャリ好きのスタッフが多いので、いくつか候補を選んでもらって、その中から決めました。
ー自分を構成する3つのアイテムを教えてください
スタッフA:goro'sのネックレス、Chrome Heartsのウォレットチェーン、TIMBER CREWの社員証のオリジナルのリングとバングル。
スタッフB:人生を構成するものは自分にはないかもしれないです。それにこだわってずっとというものがないので。次から次へと新しいものが欲しくなるし。そのときそのときでいいと思ったものを買っていく。常に変わっていく。
スタッフC:抽象的になってしまいますが、音楽、ファッション、仕事。
ーどういうところから、どういうときに、ものによる豊かさを感じますか?
スタッフA:見たり少し触ったりしただけじゃ気づけないような、使わないと気づけないところに気づいたとき。
スタッフB:そのものに対してストーリーとか歴史を感じるとき。あとはディティールのマニアックな細かさとかも好きです。
スタッフC:初めて手にした瞬間が絶頂。これを買いたいってずっと考えてきて、お金を貯めて購入して、お店の方に商品を渡されて、手にした瞬間が一番幸せを感じます。
ー自分にとっていいものとは何ですか?
スタッフA:作り手の想いを感じられるもの。
スタッフB:所有して、テンションが上がるもの。
スタッフC:利便性はなくても見た目重視。でも、女性は内面も見ます(笑)。
ーHATCHの人によるキュレーションというコンセプトについて、どう思われますか?
スタッフA:すごくいいと思います。好きな人がいて、その人が使っているものは欲しくなるし。こういうものを使ってんだとか、こういう視線で買ってんだとか、見ているだけでも面白いです。
スタッフB:すごくいいですね。普通に街中を歩いていても、見つからないようなものもあって面白いです。
スタッフC:僕でいうと、窪塚さんは高校生からのアイドルで、そういう自分の好きな人が勧めているアイテムは普通では追えないので、見ているだけでも面白いし、すごくいいサービスだなと思います。
ーHATCHの人によるキュレーションというコンセプトについて、どう思われますか?
スタッフA:本当に使っていいと思ったもの、この仕事をしてるからこそ出会えたもの。
スタッフB:本物、便利、一癖ある面白みがあるもの。
スタッフC:作業場で使用していて、テンションが上がる、かっこいいもの。
ーHATCHのお客様へ一言
スタッフA:TIMBER CREWをよろしくお願いします。
スタッフB:世界は欲しいもので溢れている。
スタッフC:建材屋である僕らを取り上げていただけるのは、すごく貴重な機会だと思うんです。僕らがどんなものに興味があって、それがどのようにもの作りに繋がり、どんな商品に繋がっているのかを、HATCHを通して知ってもらって、TIMBER CREWのことを知るきっかけになったら嬉しいです。
ーTIMBER CREWについて教えてください
建材の加工販売業をしています。また、キャンプ場や飲食店、今後は宿泊事業にも挑戦しようとしています。
ースタッフの方はどのような経緯で入社されますか
TIMBER CREWのホームベースである千歳烏山で酒を飲み、気が合った連中が集まっています。
ー御社独自の社内制度などがあれば教えてください
基本的にスタッフが身につけるウェアや社員証などはすべて独自に製作したものを身に付けていて、気にいったものがなければすべて自分たちで作ります。
ー一見自由な風潮ですが、会うスタッフの方はみなさん作業を止めて、帽子をとって挨拶されるのがとても印象的でした。組織文化・社風は、どのようなことを大切にして作られてきましたか
ふたりの息子に言って育ててきたことと同じですが、人様への挨拶だけはしっかりしろとだけそれだけ伝えています。
ー10年後、どのような組織を目指しているかなどのイメージがあれば教えてください
今が最高なので10年後も今と変わらず楽しく、戦って、勝ち取って、得る。海賊のような会社を目指していきます。
ーどうして今回、セレクターのオファーをうけていただけたのでしょうか
面白い取り組みだと感じたのでTIMBER CREWのことを知っていただければと思いお受けしました。