サイズ | 本体:(約)幅33.5cm×奥行33.5cm×高さ46.2cm 開口部:(約)縦最大22cm×横最大25.5cm 重量:(約)2.53kg ※電池を含まない 対応ゴミ袋サイズ:30L |
素材 | ステンレスSUS430 ※ヘアライン加工済、ABS樹脂 |
自動開閉ゴミ箱 ZitA SQUARE
目指したのは、おしゃれなゴミ箱ではなく、おしゃれなインテリア
デザインはどうあるべきか
これまでのゴミ箱のデザインは製造上の理由に制限があり、どれも似たようなものになっておりました。
Z本体に組み立て構造を採用することで、これまでの制限にとらわれず、インテリアとしての精緻な美しさを手に入れたのです。
コミュケーションをデザイン
注目したのは「光」です。コミュニケーションの手段として5つのLEDを搭載。
フタ開閉時には、感情に訴えかける情緒的な光り方をデザインしました。
「触れる」をデザイン
ゴミ箱は生活の中の道具として、触れるものです。触る度に感じる気持ち良さが必要と考えました。目指したのは日本古来からある漆喰の壁。土蔵などに使われている漆喰塗りの壁は、自然素材ならではの温かみと高級感を感じさせます。
使い勝手はどうあるべきか
ゴミ箱の使い勝手は、主にフタの開閉にあると定義しています。特に以下の2点にこだわって開発しました。
「開閉時にフタの存在を感じさせないこと」
「想い通りにフタが開閉すること」
フタ開閉の待ち時間をなくしました
従来の自動ゴミ箱ではフタが開くまでに待ち時間が発生します。この待ち時間をなくすために、
・フタ開閉時間を、1秒から0.7秒へ変更
・センサーの感知速度を、0.2秒~0.1秒の間で調整可能に
センサーの感知範囲を思い通りに調整できる
従来の自動ゴミ箱の感知範囲は動かせないのが当たり前でしたが、ゴミ箱の使用環境は様々です。早くセンサーに反応して欲しい時もあれば、遅く反応して欲しい時もあるでしょう。そこで、この感知範囲を前後20度ずつ動かせるようにしました。加えて、従来からある感知距離の上下調整も可能です。感知範囲の自由度が広がると、使い勝手は大きく向上します。
フタの開放時間を調整できる
従来の自動ゴミ箱のフタが開いてる時間(開放時間)は変えられないのが当たり前でした。しかし、フタを開けておきたい時間は使用環境によって違います。そこで、開放時間を1~5秒の間で選べるようにしました。
センサーを一定時間反応しないようにできる
自動ゴミ箱は、開いて欲しい時は非常に便利です。しかし、ゴミ箱本体を掃除する時、ゴミ袋の交換時など、フタが開いて欲しくない時があります。そこで、センサーを一定時間反応させない「センサーオフモード」を搭載しました。10秒間、センサーによる開閉を行わないようになります。
ニオイ対策はどうあるべきか
ゴミには大きく2つの嫌なことがあります。
クサイ=ニオイの問題
汚い=見た目の問題
これの解消に挑んだのが自動横開きのフタを搭載したZitA Circleでした。開閉に伴うゴミ箱内の空気の動きを最小限に抑えたので、ニオイが勢いよく飛び出すことはありません。
ZitA SQUAREはその先を目指しました
1.ニオイを外にださない
臭いを外に漏らさない密閉構造
まずは、フタを開けない状態でニオイを漏らさないことが重要です。ニオイが漏れそうな箇所全てに、かみ合わせ構造を採用して非常にニオイが漏れにくいようにしました。
シャッター式のフタはゴミ箱内部の空気を動かさない
次に、フタを開けた時に、ニオイが勢いよく出ないことが重要です。一般的な上開きのフタを開けると、ゴミ箱内のニオイが勢いよく外に飛び出していきます。ZitA SQUAREでは、シャッター式のフタを採用。(世界各国で意匠登録済み)開閉時にゴミ箱内部の空気が外に飛び出しません。
2.フタが開いている時間を減らす
フタを開けた時にニオイが勢いよく飛び出さなくても、フタが開いていれば、ニオイはゆっくりと放出されます。そこで私達は、フタが開いている時間を最小限にする対策を施しました。
開放時間を短くする
既にご紹介した通り、ZitA SQUAREの開放時間は調整できます。オススメの設定時間は2秒。多くの方の使い勝手に影響を与えず、ニオイの放出を最小限に抑える秒数です。一般的な自動ゴミ箱の開放時間は5秒なので、2秒にすると単純計算でニオイの放出を60%減らせます。
フタを速く開閉する
既にご紹介した通り、ZitA SQUAREは従来のZitAと比べて、開閉速度が30%速くなっています。単純計算で、開閉時のニオイ漏れも30%減らせるということです。
3.ニオイそのものを減らす
ゴミ箱内のニオイを消臭する
ゴミ箱内のニオイを減らせれば、放出されるニオイも減ります。ZitA SQUAREのフタ部分に、消臭剤メーカー協力のもと、消臭剤(無香料)を搭載しました。
消臭剤は消耗品のため、交換が必要です。一般的な悪臭を吸着するだけの消臭剤の交換サイクルは1-2ヶ月ですが、ZitA消臭剤は悪臭を吸着した後に分解できるので、交換サイクルは6ヶ月となります。※使用環境によって交換サイクルは変わります。
ゴミ箱の底に液体が溜まったら排出する
ゴミ袋が破れてゴミ箱の底に溜まった液体は、ニオイの発生源になってしまいます。ZitA SQUAREでは、底の栓を抜くだけで、液体をカンタンに排出できるようにしました。
ゴミ箱としての基本的な使い勝手
大開口で捨てやすい
2Lのペットボトルも、三角コーナーに溜まった生ゴミも楽に捨てられます。
手動でも開閉できる
ボタンを押すとお好きなタイミングで開閉可能です。開きっぱなしにしたい時などに便利です。
設置しやすい
一般的なゴミ箱のフタを開けた時は、周囲のものにぶつからないようにゴミ箱の周りにスペースが必要です。ZitA SQUAREはフタを本体に内蔵するので、カウンター下、壁際などスペースが限られた場所でも設置しやすくなりました。
単3電池で動く、最大15ヶ月は交換不要
多くの自動ゴミ箱は、単2電池や単1電池で動作しますが、使用頻度の多い単3電池の方が利便性が高いと判断しました。