自分の好みで言うと外出時のバッグはシンプルなものがいい。たとえば、一番好きなのはトートバッグ。袋一枚という究極に潔い構造が好きだ。デイパックなら前にポケットがひとつ付いてるくらいのシンプルなものがいい。理由はいくつかあって、まずはどんなプロダクトでもシンプルでミニマルなものが優れていると思っているから。それからいくつもポケットが付いていると、どこに何をしまったか忘れてしまい、クイックなアクセスが出来ずに精神的にストレスとなってしまうから。最後に一番重要な理由は、帰宅後にバッグに入れたモノを素早く取り出して、次のバッグに詰め直したいから。どれくらい歩くのか？、どのくらいの荷物が必要なのか？ その日の内容に合わせてバッグを毎日変えているので、中身の移動がし易いことが重要だ。ゆえにバッグを小分けの収納ポケットと考えるのではなく、予めポーチに小分けした荷物を束ねる風呂敷くらいに考えるほうがいろいろな面で利点が生まれてくる。僕が使っているポーチは2つ。いずれも透明のビニール製。中身が見えて、整理もしやすくクイックアクセスが可能。ひとつはマチ付きのもので、雑誌や書類、時には着替えなんかをどかどかと入れる。ちなみに僕は入れることはないけど、Macbook Proの15インチがピッタリと入る大きさと言えばわかりやすいだろうか。そしてもうひとつはフラットなもの。こちらはステーショナリーなどの細かいものや繊細なものを収納するのに使っている。新しいMacbookがピッタリと収納できる大きさだ。この2つのポーチを基本として、必要に応じて足したり引いたり荷物を管理すれば外出先でも家と同じようにクイックアクセスでスムースな仕事ができる。